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◎石川県ってどんなところ?

  sea   石川県は本州の真ん中、北陸地方日本海側に位置する県です。 県人口は約115万人で、最も人口の多い金沢は北陸経済の中心地といわれています。   石川県と聞いて、 金沢 の城下町を思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。 石川県は江戸時代、加賀藩のもと学問や文芸が奨励されたことから、城下町の金沢を中心に加賀の伝統文化が花開いた場所でもあります。 その名残は現代にもしっかりと残っていて、金沢は江戸時代の文明の足跡を辿れる日本随一の観光スポットとなっています。   そんな石川県ですが、もちろん金沢以外にも訪れたい観光スポットがたくさんあります! 石川県は大きく分けて、   能登 ・金沢 ・白山 ・加賀   の4つのエリアに分けることができ、エリアごとの特色もさまざま。 日本海に囲まれた能登から温泉地として人気の高い加賀まで、絶景、歴史、温泉、グルメと盛りだくさんに楽しむことができます。   知らないままはもったいない! 今回はそんな石川県の魅力をご紹介したいと思います。      

能登エリア

  能登半島とも呼ばれる能登エリアは、日本海に囲まれた自然豊かな場所。 自然の中に息づく神秘的な風景を、五感で楽しみましょう。  

1.白米の千枚田(しろよねのせんまいだ)

  senmai1   能登半島にある高洲山の裾野から海に向かって広がる広大な棚田です。 その大きさは約1.2ヘクタール。すこしイメージしにくいですが、坪数に換算して12,100坪。 50坪の土地でそこそこ大きい家が建つと考えると、相当広いことが分かります。   senmai2   「千枚」という名前が入っている通り、約1004枚分の田んぼが幾何学状に重なっています。 段々になっているのは、限られた土地でより多くのお米が収穫できるようにという先人の知恵。 棚田は耕運機が入りずらく使うことができないため、毎年田植えや収穫は地元の人々やボランティアで集まった人々を中心に、すべて人の手で行われています。   senmai   千枚田の先には青い日本海が広がり、天気の良い日は雄大な絶景を楽しむことができます。 一年中いつでも訪れることができますが、田植えから収穫までの4月~9月頃がおすすめ。 また、毎年10月には千枚田を約2万個のLEDライトで彩るイルミネーション「あぜのきらめき」が催され、収穫後にも楽しむことができます。  

【白米の千枚田

  住所:〒928-0256 石川県 輪島市 白米町 電話番号:0768-23-1146(輪島市観光課) 公式URL: http://senmaida.wajima-kankou.jp/ アクセス: ①金沢駅より輪島特急バスで約120分、「輪島駅前」下車(乗り換え) ②下車した場所から北鉄奥能登バス「町野線」に乗車、「白米」下車        

◎金沢エリア

  金沢エリアは、江戸時代に加賀藩の歴代藩主をつとめた前田家のもと「加賀百万石の城下町」として日本の伝統文化が栄えた場所です。 ちなみに「百万石」とは、100万人の藩士を一年間食べさせることができるほど豊かな力があった、という意味なんだとか。 そんな城下町の風情が息づく金沢エリアのおすすめ観光スポットを見ていきましょう!   また  金沢の観光スポットに関してはこちら  の記事もご参照下さい!    

7.兼六園(けんろくえん)

  kenrokuen   金沢でまず訪れたいのが「兼六園」。 水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三大庭園」のひとつです。 延宝4年(1676年)に加賀藩の4代目藩主であった前田綱紀のもと、金沢城の外郭に造られたのがはじまりといわれています。 現在の形になったのは万延元年(1860年)、13代目藩主前田斉泰のときなんだとか。 兼六園がいかに長い歴史を持っているかがわかりますね。   kenrokuen   約11.7ヘクタールある広大な園内には徽軫灯篭(ことじとうろう)と呼ばれる兼六園を代表する灯篭や、毎年春に見事な花を咲かせる兼六園菊桜、冬に雪の塔をつくりだす唐崎松の雪吊など、丁寧に手入れされた庭園の美を体感することができます。 オールシーズン楽しめる観光スポットです。  

兼六園

  住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1番4号 電話番号:076-234-3800 公式URL: http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html 営業時間: 7:00〜18:00(10/16〜2月末日までは8:00〜17:00) 料金: 大人 310円 6歳以上18歳未満 100円 (要事前申込) 5歳以下・65歳以上 無料 (要証明書) ガイド料  1,500円 アクセス: ①金沢駅前バス乗り場の東口3番、西口5番で乗車(約13分) ②「兼六園下・金沢城」バス停下車後、徒歩2分      

ひがし茶屋街

  chaya   城下町の風情を味わうなら絶対にはずせないのが「ひがし茶屋街」。 格子が外壁から突出した「出格子(でごうし)」と呼ばれる町屋が続く茶屋街を歩くと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。 平成13年(2001年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて以降、その町並みを保存しようとする動きが続いています。   蕎麦や寿司などのごはん屋さんも営業しているので、ここでランチなんていうのも良いですね。 ちなみに、食べ歩きは禁止だそう。 100mほどのメインストリートには、雑貨や伝統工芸品などのお店の他に芸子さんが在籍する茶屋もあります。 日が暮れた頃には、芸子さんの三味線の音が聞こえてくるかも?   chaya   ひがし茶屋街の対岸には、主計町(かずえまち)茶屋街があります。 ひがし茶屋街よりはこじんまりとしていますが、浅野川大橋を渡るだけで行けてしまうので、もっと情緒を味わいたい人はこちらもおすすめ。  

【ひがし茶屋街】

  場所:〒920-0831 石川県金沢市東山 電話番号:076-232-5555 公式URL: http://www.hot-ishikawa.jp/ アクセス:北鉄バス西日本JRバス「橋場町」下車、徒歩10分      

近江町市場(おうみちょういちば)

 

  1721年、加賀藩前田家の御膳所としてスタートして以来、今日まで金沢の台所として「おみちょ」の愛称で親しまれている「近江町市場」 日本海の新鮮な魚介類、地元の野菜などの生鮮食料品をメインとして、酒、花、瀬戸物、洋品雑貨を扱う店など約170店舗がずらりと並びます。 2009年に大規模な市街地再開発事業が行われ、「近江町いちば館」が誕生し、こちらにも73店舗が入居してますます賑わうようになりました。  

  観光客に人気があるのは、新鮮な海の幸たっぷりの「海鮮丼」です。 新幹線開通以来、観光客が増えた事もあり、かなりの行列が出来ているお店もあります。 夜まで営業しているお店もありますが、ネタがなくなり次第終了というお店がほとんどなので、絶対に海鮮丼を食べ損ねたくないという方は日中にどうぞ。 お店が混み合うのはランチ時なので、朝7時から営業している早始まりのお店を狙うか、遅めのランチタイムを狙うのがおススメです。  

【近江町市場】

  住所:〒920-0905 石川県金沢市上近江町50 電話番号:076-231-1462 営業時間:生鮮品店9時00分~17時00分. 飲食店7時00分~23時00分(概ね11時00分~21時00分の営業店が多い) アクセス:JR金沢駅 北鉄バス武蔵ヶ辻・近江町市場下車徒歩すぐ    

加賀温泉郷(かがおんせんきょう)

  onsen   加賀温泉郷とは、山代温泉山中温泉、あわづ温泉、片山津温泉という4つの温泉を総称したものです。 白山の恵みのもと生まれた4つの温泉地は、半径8kmの小さなエリアに集合しています。 開湯は約1300年前といわれ、10世紀以上にわたり多くに人々に愛されてきました。 特に松尾芭蕉与謝野晶子など、詩文や書家に優れた文人墨客が多く訪れたといわれています。   onsen   4つの温泉は、効能もさまざま。   山代温泉 かつて魯山人も訪れたという山代温泉。 「長寿の湯」といわれています。   山中温泉 松尾芭蕉が足しげく通ったといわれる山中温泉。 「癒しの湯」として、地元の人々にも親しまれています。   ・あわづ温泉 無色透明で肌に優しく、「美肌の湯」として知られています。 北陸地方で最も古い温泉なんだとか。   片山津温泉 湖底から湧き出る片山津温泉は、湖を眺めながら入湯できる貴重な温泉。 「疲労回復の湯」として多く人々の疲れを癒しています。   それぞれの温泉地には魅力的な温泉宿が軒をつらね、どこに泊まろうか迷ってしまうくらい。 じっくりと宿選びをしたいエリアです。  

加賀温泉郷】

  電話番号: 0761-65-1834(粟津温泉観光協会) 0761-74-1123(片山津温泉観光協会) 0761-77-1144(山代温泉観光協会) 0761-78-0330(山中温泉協会) アクセス: 北陸新幹線(かがやき)にてJR加賀温泉駅 加賀市内には「加賀ゆのさと特急」「永平寺おでかけ号」などのバスも走行 公式URL: http://www.kaga410.com/    

おさまらない石川県の魅力

  shiro   石川のおすすめ観光スポットをご紹介しました。 今回紹介しきれなかった魅力的な名所が、石川県にはまだまだあります。 知れば知る程興味をそそられる場所といえるかもしれません。 メディアや旅行ガイドに載っていない自分だけの穴場を見つけるのもまた楽しいでしょう。   自然が豊かな石川県は、訪れる時期によって姿を変えます。 人間の手によって築き上げられた伝統と、自然によって生まれた濃厚な風景。 その2つが絶妙に混ざり合うのが石川県の魅力のひとつといえるかもしれませんね。    

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